ジョルジュサンクパリでの披露宴！フランスの結婚式その２

ジョルジュサンクパリ（George V Paris）の披露宴

前回のイラストブログでは、パリ１６区役所で結婚式をしたあと、トロカデロ広場でブーケトスをしたところまでお話しました。今回は、それからあとフォーシーズンズホテルジョルジュサンクパリでの、オリジナル披露宴パーティーのお話です。

私たちは、この披露宴パーティーのためにたくさんの準備をしてきました。例えば、会場は「英国リビングルーム（British Living Room）」という広間を借りました。

フォーシーズンズホテルの人とは、電話や E メール、それに実際に会ったりもして、何回も打ち合わせをしました。嬉しいことは、結婚式が１２月２２日なので、綺麗なクリスマスツリーが、ホテルの中にたくさんあることです！　あむーるのご両親も、フォーシーズンズホテルの雰囲気を、とても気に入ってくれました。

私たちのジョルジュサンクパリでの ”オリジナルな披露宴パーティー” は、３時間の ”アフタヌーンティーパーティー” コースをアレンジしたものです。オーソドックスな披露宴と比べると、とても安くなりました！　でも、デザートやシャンパンが好きなだけ楽しめるビュッフェ付きで、美しい広間をたくさん使うことができます。

披露宴の準備は、これだけではありません。私は、パーティーに来てくれる人たちが楽しめるように、あむーると一緒に「チャイコフスキー眠れる森の美女」で踊る、Valse（ダンス）の練習をしていました。それから、素敵な雰囲気をつくるために、ハープの演奏が良いと思いました。依頼をしたハープ演奏者の人は、私がオリジナルイラストを描くという約束で、とても安くしてくれました。

披露宴パーティーの３時間はあっという間！

私たちは、トロカデロ広場でのブーケトスのあと、家に帰って少し休憩をしました。この間に私は、１６区役所での結婚式用に着たショートのウェディングドレスから、もう１着のゴージャスで大きなウェディングドレスの方へ着替えました。

フォーシーズンズホテルに着いたのは、２時２０分くらいです。また私のお兄さんが車を運転してくれました。私たちの使う「英国リビングルーム」に入ると、見学の日にはなかったダンス用のステージも、しっかり準備されていました。私たちは持参のスピーカーを接続すると、１回だけ Valse の最終練習をしました。

すぐに２時４０分になり、私たちは、広間の裏の控え部屋に隠れました。それから、招待をした人たちが広間に集まる、３時まで待ちます。３時になると、ご近所に住む６歳の男の子「マロン」くんが、控え部屋まで来てくれました。マロンくんは、私の長いウェディングドレスを持ってくれる役です。ハープの演奏者が「結婚行進曲」を弾き始めると、私たちは大きな拍手の中、広間へと入場していきました。

フォーシーズンズホテルでの披露宴パーティーは、あっという間でした。そうそう、女性のゲストは全員オシャレなネイルアートをしていましたよ！　私はネイルアートでイラストを描いているので、パーティーに招待した女性ゲストには、何日も前から「綺麗なネイルアートで来てくださいね！」と頼んでいたのです。

いよいよとっておきの演出 Valse へ！

素敵なハープの演奏が休憩時間になると、私が自分で選んだチャイコフスキーの音楽「白鳥の湖」や「くるみ割り人形／花のワルツ」が流れます。それから「くるみ割り人形／ロシアの踊り」が流れ始めると、それは、次の曲は私たちが Valse を踊るための「眠れる森の美女」だという合図です。私たちは、皆とお話をしながらも、いつも音楽に耳を傾けていました。

Valse はとても素敵で、私たちの結婚式の中で、１番美しい瞬間だったと思います。皆も、本当にとても素晴らしかったと言ってくれました。たくさん練習をしてくれたあむーるには、感謝の気持ちでいっぱいです。