とても忙しくて、2ヶ月ぶりにブログです! 10月末、結納で京都に行き、それから11月、結婚式の準備でパリに帰って来ました。私たちの結婚式まで、いよいよ、あと3日です。今回は、プロポーズから結納、そして結婚までのことをまとめました。
プロポーズを受けた後
プロポーズを受けた後、1つの質問が現れました。いつ、どこで結婚をしたら良いのだろう…日本? フランス? それともバリ島? 私たちには、たくさんの可能性があります。そして、それを決める時間もありました。
私たちは結婚式について話し合いをしている間に、お互いの両親がまだ会ったことがないと気付きました。私は、私たちが結婚をする前に、家族にも日本へ来てもらい、日本の文化を知って欲しいと思いました。
そこで私は、あむーるのご両親がおられる京都で、婚約のためのセレモニー「結納」をしようと提案しました。私たちは、クリスマスの綺麗な冬のパリで結婚式をしたいので、「その少し前、秋の京都なら結納にもちょうど良いね」となりました。
実は、結納のことは、こうして話し合いをしている間に知りました。私の両親は京都に行くことがはじめてなので、私は、すぐに「これはとても良いアイデア!」と思いました。そして私は早く結納がしたくて、とても楽しみになりました。
パリジェンヌ、結納でハレ姿!
私は結納のことをきちんと理解するために、たくさんの記事を読みました。けれど、実際に自分が結納をしてみると、何もかもが想像より素晴らしいものでした。
私にとって、とても豪華な「振袖」のお着物を着るのは初めて。それは秋の雰囲気に合う温かい色で、帯には金色のものを選びました。さらに着付け師さんは私の髪の毛を綺麗にまとめてくれて、髪飾りも豪華で好きな色。本当、とっても綺麗です!
それから、私のあむーるは「大島紬」という、とても良いお着物を着ました。とても似合っていて、カッコいいと思います! 私は、こんな風に結納を出来ることは、幸せだと感じました。
2人で揃って着物屋さんの「紅姫」を出ると、あむーるは「結納をする近くの会場まで歩こう」と言いました。それはとても素敵で、たくさんの人たちが私たちの写真を撮るために話し掛けてくれました。
少し歩いてたどり着いた結納会場は、嵐山からすぐで、お庭の綺麗な「花のいえ」という場所でした。それから両親を待ちましたが、私の両親は、とーっても遅刻をしました。どれくらい? 私たちは1時間くらい待ちました!
2人とも、あむーるのご両親に会うのは初めてで、とーっても遅刻をしたので、電話の時はとても気まずそうでした。けれど、私の「ハレ姿」と美しいお着物を見ると、とても驚いて、すごく嬉しそうでした!
結納品のイラスト
結納はとても素晴らしくて、私は感動をしました。それは、私たち家族全員が一緒に揃う、初めての瞬間だったからです。さらに、あむーるは私たちに贈り物「結納品」を用意してくれて、その1つ1つの意味を説明してくれました。
イカのスルメ(寿留女)は、夫婦愛のシンボル! どうしてかというと、スルメは噛めば噛むほど美味しくなるから。
白い糸束のともしらが(共白髪)は、私たち2人は共に白髪になるまで一緒に寄り添っていくから。とてもロマンチック!
せんす(扇子)のすえひろ(寿栄広)には、たくさんの縁がどんどん広がるように! という願いが込められています。
こんぶ(子生婦)は、とても生命力が強いもの! 贈り物に含まれているのは、家族の繁栄を願っているから。
ゆびわ(結美和)は、あむーるがプロポーズの時に贈ってくれた婚約指輪! ずーっと大事にします。
結婚式まで…ついにあと3日!
私たちの家族は、なかなか会話でコミュニケーションを取ることができません。私の両親は日本語を話せないし、あむーるのご両親は英語を話せないからです。けれど、結婚式にあまり言葉は要りません! それは、言うまでもなく美しい瞬間だから!